気候風土を守り、古来の住宅の良い点と現在の技術の良い点を融合させて200年受け継がれる住宅を。

ご挨拶

ご挨拶

 建築に携わり40年近くになります。主に住宅のリフォームが9割、新築が1割という割合です。リフォームを通じて社会に貢献して参りましたが、地震が起きる度に建築基準法が変わり、頑強さと高断熱・高気密な家づくりに特化した家造りを心がけて来ました。

 しかし、リフォームは壊すことから始まります。既存の不満点を、限られた予算内で満足に近付けるような創意工夫をして工事が竣工します。新築とリフォームの割合はヨーロッパでは3対7、アメリカでは5対5、そして日本では7対3と、日本では圧倒的に壊してしまうことが多いです。でも、資源の少ない日本において、親世代の家を壊して建て直すことはそれだけ住宅に投資しなければならないという現実もあります。

 バブルが弾け、住宅ローンが払えなくなった例を沢山知りました。もうそろそろ現実に戻そうと考えます。親世代から子世代へと繋がっていく住宅造りを、今からでも遅くは無いと思い、古民家再生事業に踏み出した次第です。

 日本の伝統的な住宅をこれ以上、壊さなくて済むような受け皿や、痛みすぎた家は梁や柱などの再生を提案して先祖が培ったお家を守るという視点でネットワークを模索して構築させていきたいと思っています。

 時代はエコロジー、リサイクル、リノベーション。その地にあった、気候風土を守り、古来の住宅の良い点と現在の技術の良い点を融合させて環境循環型の家づくりに視点を注ぎたいと思います。流行には左右されずに伝統を守る建築ネットワークを創造していく覚悟で望みます。

一般社団法人古民家再生協会宮城代表理事 藤木 武人

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